福岡06-1-2 福岡06-1-2
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上阿古谷05-11-23
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2006年 1月2日

年末より福岡の実家に滞在、

31日大晦日、年が変わった1日未明
以前から思い当たるオオクワの居そうな場所があり、一人で様子を見に向かった。
先ずは山の頂上に登って初日の出を拝み一年の幸福を願う。
その後、探索を開始、あちこちを歩き回っていると
不覚にも道に迷ってしまったのだ。

実家と言っても現在親が住んでいるというだけであり、
自身の郷里と言う訳ではないので
土地勘に精通している訳ではない、
懸命に帰り道を探したのだが、ついに陽が落ちてしまった。
こうなっては下手に動かず、夜明けを待った方が良いので
一夜を山中で過ごすことにした、
辺りには残雪もあり、かなり気温も低い
眠るのは勿論危険であり、ジッとしていても身体が冷えてしまうため、
一晩中辺りを歩き回って身体が冷えるのを防いだ。

なんとか無事一夜を明かし、山を下って行くと沢が現れた。
全く食料も飲料も携行しておらず、昨日から飲まず食わずだったので
思わず沢の水をたらふくと飲んだ、生き返った心地がした。
沢沿いに行けば必ず降りられるのがセオリーだ、
やがて林道が現れた、ホッとしながら下って行くと
幸運にも直に車を止めた場所に出られたのだ。

これで位置関係も解り、再度入山、
先ほど降りて来た沢沿いに登って行った。
針葉樹の林の際、沢に程近いところに良い感じのクヌギがあった。
樹皮めくれやウロが多数あり、夏季には虫たちの憩いの場になっていそうだ。
何か居ないだろうかとウロをかき出してみた。
大きなミヤマクワガタの屍骸などを発見したあと、
それは突然現れた。
つややかに輝く身体に縦縞の上翅・・・
これは!掘り出してみるとやはりオオクワのメスだった。
とても冷たく凍りついているようだ。
死んでいるのか?手にのせてしばらく様子を見ていると、
微かに、少しずつ、やがてゆっくりと
彼女は動きだしたのだった。

福岡・佐賀県境 ウロより採集 ♀38mm